第26回茨城県総合リハビリテーションケア学会学術集会

会  期: 令和6年2月4日(日)
開催方法:現地会場
現地会場:茨城県薬剤師会館(水戸市笠原町978-47)
テ ー マ:より深化した地域包括ケアシステムの実現に向けて
       ~高齢者医療における服薬困難者への対応について考える~
大 会 長: 横濱 明 (公益社団法人茨城県薬剤師会 会長)
主  催:茨城県総合リハビリテーションケア学会

○演題登録

○参加者の皆様へ

○大会プログラム

○参加申し込み(他サイトへ移動します)

○学会誌について

○広告料・協賛金

<大会長挨拶>

第26回 茨城県総合リハビリテーションケア学会学術集会
大会長 横濱 明(公益社団法人 茨城県薬剤師会 会長)

 本学会は、医療・介護・福祉などに関わる関係機関が相互に連携し、リハビリテーションケアの学術的発展と教育・普及を図り、県民の健康と福祉に貢献することを目的に設立され、その達成に向け開催される学術集会は、今回で第26回目を迎えます。
 今回のテーマは、「より深化した地域包括ケアシステムの実現に向けて~高齢者医療における服薬困難者への対応について考える~」です。ご存じのように、高齢化の進展に伴い在宅医療のニーズは高まっており、患者さんの自宅での生活や医療を支えるための多職種連携は極めて重要です。その中で、服薬困難者への対応は、在宅医療において重要な課題の一つです。高齢化に伴う生活習慣病や認知症は薬物療法が中心であり、糖尿病や高血圧症などの内科系疾患と共に腰痛や関節痛等の整形外科系疾患など複数の疾患に罹患し、多種類の薬を必要とする方も決して少なくはありません。そうしたなかで、認知機能や嚥下機能の低下により適切な服薬が困難な状態となると、更なる疾患の悪化や思わぬ副作用発症につながる恐れがあります。
 そこで、本学術集会を通じ、地域包括ケアシステムの一翼を担う各職種が、服薬困難者への対応ついて情報共有し、より適切な薬物療法に向けて、互いにどのような連携を図っていけばよいかについて考える機会になればと、このテーマを掲げさせていただきました。
 シンポジウムにおいても、服薬困難者への支援をテーマに掲げ、薬局で直面する服薬困難事例とその解決策について複数例示させていただき、各職種からの意見をもらう形式で進めさせていただくことを予定しております。
 ここ2年間は新型コロナの影響でWEB形式での開催としてきましたが、本年度は新型コロナが第5類に移行し、各地で参集型のイベントも再開しつつあることから、参集形式での開催とさせていただきました。本学術集会は、参加者の相互交流も目的の一つですから、活発な議論と交流を楽しみながら、有意義な時間を過ごしていただければ幸いです。
 最後になりますが、本大会の開催にあたり、ご支援ご協力をいただきました関係各位に、心より感謝申し上げます。

過去の学術集会についてはこちら